No.691 あなたの上に幸いはありません

窓際の赤ちゃん

詩篇16:2
私は主に申し上げます。「あなたこそ私の主。私の幸いはあなたのほかにはありません。」

これは告白です

「私の幸いはあなたのほかにはありません」とは、直訳すると「私の幸いはあなたの上にはありません」です。

これは、なかなか解釈しずらい難解な聖句だと言われます。

「主ご自身以上に素晴らしいものはない」と解釈することもできます。

または「主ご自身から離れては幸いはない」という意味にも思えます。

直訳そのままに「神の上に自分の望みを置かないこと」とする注解書もあります。

ダビデはいったい、どのような思いを込めてこの詩篇を記したのでしょうか。

この詩篇は「メシア預言」です。ペテロやパウロが引用していることからも明らかです。となると、この詩篇は「御子イエス」の御思いが語られていると解釈しても間違いではないだろうと思うのです。

イエス様が「私の幸いはあなたの上にはありません」と御父に告白されたとしたら…

愛する兄弟姉妹

サタンは、神の上に自分を置こうとしました。そして、アダムとエバをそそのかしたのです。

人は、愚かにも、神から自立して、神の上に自分の思いを置いたのです。エバは、それで自分たちは幸せになれると考えたのです。しかし、その先に待っていたのは絶望と死でした。

イエス様の目の前には「死」がありました。主は、地上でご自身の行きつく先は「十字架」だと知っておられました。しかし、イエス様は「御父の御心の上」に出ることはなさいませんでした。

「私の幸いはあなたの上にはありません」

イエス様は「幸い」が何であるかよくご存知でした。その「幸い」がどこにあるのかも知っておられました。

たとえ目の前に「死」があったとしても、それが「幸い」を奪うことはないと確信しておられました。

ご自身の「望み」ではなく「御父の望み」の先にこそ幸いがあるのだと知っておられました。

幸いは「御父のほかにはない」のです。「御父の御思いの上」に幸いなどないのです。

詩篇16:2
私は主に申し上げます。「あなたこそ私の主。私の幸いはあなたのほかにはありません。」

イエス様は、おそらく日々「告白」しておられたと私は信じます。

毎日、朝早く起きられ、御父の御前に告白されたのだと信じます。

あなたの「主」はだれですか?

あなたの願いや思いは「御父の下」に置かれていますか?

私は、自分に問わなければなりません。

「私の望むようにではなく、あなたの望まれるままに」と願っているだろうかと。

私たちも日々、告白して歩みましょう。

「あなたこそ私の主。私の幸いはあなたの上にはありません」

主よ、あなたは私の主です
私のすべてを御手の中に置きます
あなたの上には幸いはありません