ローマ8:15
あなたがたは、人を再び恐怖に陥れる、奴隷の霊を受けたのではなく、子とする御霊を受けたのです。この御霊によって、私たちは「アバ、父」と叫びます。
養子とされました
奴隷の霊とは、束縛する霊です。支配の霊です。搾取の霊です。
奴隷とは雇われ人とは違います。雇われているだけなら辞めることができます。しかし、奴隷は辞めることなどできません。彼らは、主人に絶対服従しなければなりません。主人の機嫌一つで、食事を抜かれます。ムチ打たれます。彼らは、人ではなく所有物とみなされました。
稀に奴隷の身分から解放されるということもありました。けれど、それは「完全な自由」ではなく条件付きでした。また何かの事情で奴隷の身分に戻されるということもあったようです。
また奴隷に戻るかも知れない…
そのような恐怖とともに怯えながら一生暮らさなければなりませんでした。彼らは一生「ビクビク」しながら生きたのです。
愛する兄弟姉妹
確かに私たちは、かつては「空中の権威を持つ支配者」の奴隷でした。しかし、今は違います。
聖書は言います。
あなたは「子とする御霊」を受けました。
「子とする」とは「養子とする」という意味です。
当時の養子には「取り消し不能の強い身分保障」がありました。
ローマの法律では、養子となった者は「すべての負債が帳消し」とされました。古い家族とは完全に縁が切れました。養子たちは、実子と完全に同等の相続権が与えられました。また、一度、手続きを踏んで養子とされた者を、養親の都合で離縁するということは絶対にできませんでした。
パウロは、あなたがたは「神の養子」とされたのだと言っているのです。
御父は、あなたを選ばれました。あなたを自分の子として「御子イエス」と同等の相続権を持たせようとお決めになったのです。
あなたは「再び恐怖に陥れられる」ことはないのです。
サタンは、今でも、あなたの主人のように振る舞うかもしれません。「おまえの自由は条件付きだ」とささやくでしょう。「神の気分次第で再び奴隷に逆戻りだ」と言って来るでしょう。
それは、もちろん「すべて偽り」です。しっかり立って、この悪魔に立ち向かいなさい。
あなたは、決して見捨てられません。主の契約は山より堅固です。
ビクビクするのはやめなさい。
あなたは「奴隷」に戻されることはありません。あなた自ら戻らない限り。
あなたは「神の子ども」です。それは、決して変わることのないあなたの身分です。
恐れないで歩き続けましょう。
私たちは、今日も「アバ、父」と叫びながら大胆に恵みの御座に近づけるのです。
私は神の子とされました
私は決して見捨てられません
アバ、父よ、あなたに近づきます

