No.112 恐れに支配されません。主を信頼します。

飛行

詩篇56:3
心に恐れを覚える日 私はあなたに信頼します。

心に恐れを覚える日に

ダビデの中には、恐れがありました。

ダビデは、恐れを感じていることをはっきりと認識していました。

しかし、ダビデは言います。

詩篇56:3
心に恐れを覚える日 私はあなたに信頼します。

心の中に「恐れ」を感じつつも「あなたを信頼します」と言っているのです。

ダビデのうちに「恐れ」と「信頼」の両方が同時に存在しているのです。

私たちも、このような状態になることがあります。

恐れや不安が心に満ちています。

恐れは、私たちの「たましい」を支配します。

しかし、私たちの霊が「主を信頼しよう」と言います。

ローマ7:22
私は、内なる人としては、神の律法を喜んでいますが、

私たちの「内なる人」は、「善」を行いたいと願っているとパウロは言います。

同じように、私たちの「内なる人」は、「神に信頼したい」のです。

敵は、私たちの心を「恐れ」で支配しようとします。

イエス様は、私たちを「死の恐怖」から解放してくださいました。

しかし、偽り者であるサタンは、私たちがまだ解放されていないかのように「恐怖」で縛ろうとするのです。

詩篇56:9
そのとき私の敵は退きます。私が神を呼び求める日に。私は知っています。神が味方であることを。

ダビデは、自分の「霊」を奮い立たせました。

恐れのある日に、恐れに支配されませんでした。

ダビデは「宣言」しているのです。

「私が神を呼び求めた、そのとき、敵は退きます。なぜなら、神が私の味方だからです」と。

そして、続けて言います。

詩篇56:10~11
神にあって 私はみことばをほめたたえます。 主にあって 私はみことばをほめたたえます。
神に信頼し 私は何も恐れません。人が私に何をなし得るでしょう。

「みことばをほめたたえます」とダビデは言いました。

みことばは保証です。

みことばは確実です。

私たちは、みことばによって生かされます。

みことばは、絶対に空しく地に落ちません。必ず、主の望むことを成し遂げます。主の言い送られたことは必ず成功します。

みことばを投げつければ、敵は退きます。

私は、度々、この聖句を祈りで用います。

「みことばをほめたたえます」と告白すると、信仰がわきあがるのを感じます。

恐れを感じている「たましい」に自分を支配させてはなりません。

主を呼び求めましょう。

そして、みことばをほめたたえるのです。

「主にあって 私はみことばをほめたたえます」と宣言してください。

そうすれば、「内なる人」が、グンと強くなるのを感じるでしょう。

そうなれば、私たちは必ず言うことができます。

「神に信頼し 私は何も恐れません。人が私に何をなし得るでしょう」と。

エペソ3:16
どうか御父が、その栄光の豊かさにしたがって、内なる人に働く御霊により、力をもってあなたがたを強めてくださいますように。

私は恐れに支配されません。
主にあってみことばをほめたたえます。
神に信頼し何も恐れません。
人は私に何もなし得ません。