No.299 主の御心は、あなたを「傷のない者」とすることです

傷のない

エペソ1:4
すなわち神は、世界の基が据えられる前から、この方にあって私たちを選び、御前に聖なる、傷のない者にしようとされたのです。

それは永遠の計画です

主は「世界の基が据えられる前から」ご計画をお持ちでした。

私たちは、主イエスにあって選ばれた者です。その目的は明確です。主の御心は明らかにされています。

「御前に聖なる、傷のない者にしようとされた」のです。

私たちが、イエス様にあって選ばれたのは「御前に聖なる、傷のない者」とされるためです。

私たちは、みな「聖なる生きたささげ物」です。

神への「ささげ物」は、聖なるものとして特別に取り分けられる必要があります。そして、また、神への「ささげ物」は「傷のないもの」でなければなりません。

聖徒はみな「傷のないもの」でなければならないのです。

これは、身体の癒し、病の癒しのことだけではありません。私たちの「心」にも傷があってはならないのです。

イザヤ61:1
神である主の霊がわたしの上にある。貧しい人に良い知らせを伝えるため、心の傷ついた者を癒すため、主はわたしに油を注ぎ、わたしを遣わされた。

イエス様は「心の傷ついた者を癒すため」に地上に降りてきてくださいました。

「癒すため」を直訳すると「包むため」です。

主は、あなたの「心の傷」を癒したいと望まれます。イエス様は、あなたの「心の傷」を包むために来てくださったのです。

「聖なる生きたささげ物」となりたいと願うなら「傷のないもの」でなければなりません。

自分が「傷ついている」と認めることは、ある人にとっては重たいことでしょう。

「私の傷は深すぎて癒されない」と思う人もいるかもしれません。

しかし、主に癒すことのできない傷はありません。

イエス様は、あなたの「心の傷」を癒すために来られました。その目的を果たされないことは決してありません。

十字架の上で「心を裂く」ほどの苦痛を忍んでくださったのは、あなたの「心の傷」を包むためです。主は、私たちの心の傷を完全に癒すことがお出来になります。

あなたの傷がどれだけ深くても、必ず癒されます。

誰かが放った言葉の矢も、必ず、抜き去ってくださいます。

悲しい別れも、自分のせいだという罪悪感も、どのような傷も包まれます。

たとえ、自分の犯した罪のせいで傷ついていたとしても、主は、あなたを傷つけるものはなんでも、あなたから遠ざけてくださいます。

それは、昨日今日に始められた計画ではありません。「世界の基が据えられる前から」の計画です。

御父は「世界の基が据えられる前から、この方にあって私たちを選び、御前に聖なる、傷のない者にしよう」と思われたのです。

主の御心は、あなたを「傷のない者」とすることです。

心をすべて明け渡しましょう。主は、それを喜んで包んでくださいます。あなたは必ず癒されます。

主よ、あなたに私の心を明け渡します
私の心を調べてください
すべての傷が癒されることを感謝します