No.11 私は神とともに歩く

朝焼けの写真

【創世記5:24】
エノクは神とともに歩んだ。神が彼を取られたので彼はいなくなった。

エノクは神とともに歩いた

エノクは主がすべてのものを裁くために来られると預言しました。

〈ユダ14~15〉
アダムから七代目のエノクも、彼らについてこう預言しました。「見よ、主は何万もの聖徒を引き連れて来られる。すべてのものにさばきを行ない、不敬虔に生きる者たちのすべての不敬虔な行いと、不敬虔な罪人たちが主に逆らって語ったすべての暴言について、皆を罪に定めるためである。」

この預言がいつエノクに与えられたのかは分かりません。

しかし、この主からの啓示を、エノクが信じていただろうことは疑う必要はないと思います。

私たちも、エノクと同じです。

主から終末について、再臨について多くの啓示をいただいています。

聖書には「終わりの日」のことがたくさん書かれています。

イエス様は、必ず再臨されます。

その前に大患難と呼ばれている時が必ず来ます。

不法の人は必ず現れます。

エノクのこのことが聖書に記されているのは、世の終わりに臨んでいる私達の為だと、私はそう信じています。

「主は必ず戻ってこられる」と信じている私たちは、エノクをお手本として歩みます。

エノクは神とともに歩んだのです。

私たちは、主体性を持って自分で決めなければなりません。

私は「主とともに歩む」と。

メトシェラが生まれたことが、エノクに大きな影響を及ぼしたと言われます。

そうであったかもしれません。

メトシェラという名前に預言的意味が込められているという説もあります。

それもまた、そうであったかもしれません。

確かに、メトシェラとは不思議な名前です。

「彼の死後に送る」という意味です。

そして奇しくも、メトシェラが召されたその年にノアの大洪水が起こりました。

主がすべてのものを裁くために来られるという預言を与えられたエノクですから、大洪水について何らかの啓示を受けていたとしても不思議ではありません。

しかし、エノクについて称賛すべきことは、預言を与えられていたことではありません。

世の終わりについて啓示を受けているのは、私たちとて同じです。

〈ヘブル11:5~6〉
信仰によって、エノクは死を見ることがないように移されました。神が彼を移されたので、いなくなりました。彼が神に喜ばれていたことは、移される前から証されていたのです。信仰がなければ、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神がご自分を求める者には報いてくださる方であることを、信じなければならないのです。

エノクは神に喜ばれていたと書かれています。

エノクは与えられた啓示を信じて神と共に歩みました。

主は、神とともに歩んだエノクを喜ばれ、死を見ることがないように移されたのです。

私たちはどうでしょう。

エノクと同じように「終わりの日」の啓示を受けています。

主はそのことに対して何らかの応答を求められます。

私たちは、エノクのように歩みましょう。

信仰によって主とともに。

【ミカ6:8】
主はあなたに告げられた。人よ、何が良いことなのか、主があなたに何を求めておられるのかを。それはただ公正を行ない、誠実を愛し、へりくだって、あなたの神とともに歩むことではないか。

私は、主が必ず再臨されることを信じています。
私は、主とともに歩みます。
そして必ずエノクのように移されます。