No.7 知恵と思慮深さをもって

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【ダニエル2章14節】
そのとき、ダニエルは、バビロンの知者たちを殺すためにやって来た王の親衛隊長アルヨクに、知恵と思慮深さをもって応対した。

恐ろしい命令が出されました

ダニエルたちは、バビロンの王が自分たちを殺害するように命令したことを知ります。

ダニエルたちには何の身に覚えもありません。

このとき、ダニエルの態度は立派なものでした。

「知恵と思慮深さをもって応対した」と記されています。

まず、ダニエルは、落ち着いて状況を把握しました。

そして事の次第を理解した後は、仲間と一緒に祈ったのです。

私は、個人的に、ダニエル書は終わりの時代のために記されたと思っています。

そして、ダニエルは、終わりの時代を生きる聖徒の模範であると信じています。

〈1テサロニケ2:2〉
霊によってであれ、ことばによってであれ、私たちから出たかのような手紙によってであれ、主の日がすでに来たかのように言われるのを聞いても、すぐに落ち着きを失ったり、心を騒がせたりしないでください。

〈マタイ24:6〉
また、戦争や戦争のうわさを聞くことになりますが、気をつけて、うろたえないようにしなさい。そういうことは必ず起こりますが、まだ終わりではありません。

パウロは「落ち着きを失ったり、心を騒がせたりしないで」と言いました。

イエス様は「気をつけて、うろたえないようにしなさい」と言われました。

私たちの生きている時代には、様々なことが起こっています。

終わりの日は近いと誰もが感じているでしょう。

産みの苦しみは始まっていると思わされます。

けれど、気をつけて、うろたえないようにしましょう。

それは、まだ終わりではありません。

〈1テサロニケ5:3-5〉
人々が、「平和だ、安全だ」と言っているとき、妊婦に産みの苦しみが臨むように、突然の破滅が彼らを襲います。それを逃れることは決してできません。しかし、兄弟たち。あなたがたは、暗闇の中にいないので、その日が盗人のようにあなたがたを襲うことはありません。あなたがたは、光のこども、昼の子どもなのです。私たちは夜の者、闇の者ではありません。

私たちが 光の子どもであるなら、その日が盗人のように襲うことはありません。

私たちが終わりの時代に生きていることは確実だと思われます。

だからこそ、私たちは「光の子ども、昼の子ども」であることを自覚せねばなりません。

私たちはダニエルのように応対しましょう。

予期せぬ悪く見える出来事…
身近に起こる災害…
戦争や戦争のうわさ…

〈ヨハネ14:1〉
あなたがたは心を騒がせてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。

イエス様を信じましょう。

気をつけて、うろたえないで。

知恵と思慮深さをもって応対しましょう。

〈1ペテロ4:7〉
万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。

ペテロがこの手紙を書いた時代より、今はもっと万物の終わりに近づいています。

私たちは祈りましょう。

自分たちの命が終わりに近づいていると知ったダニエルたちのように。

〈ダニエル2:28a〉
しかし天に秘密を明らかにするひとりの神がおられます。この方が終わりの日に起こることをネブカドネツァル王に示されたのです。

天に秘密を明らかにする神がおられます。

この方は、終わりの日に起こることを示してくださるのです。

今こそ私たちは学ぶべきです。

ヨハネの黙示録、ダニエル書、ゼカリヤ書などを学びましょう。

祈って学べば、主が必ず理解させて下さると信じます。

私たちは、主が明らかにしてくださったみことばを握りしめ堅く立つのです。

気をつけて、うろたえないで。

知恵と思慮深さをもって、この世に応対しましょう。

〈詩篇56:3-4〉
心に恐れを覚える日
私はあなたに信頼します
神にあって 私はみことばをほめたたえます
神に信頼し 私は何も恐れません
肉なる者が私に何をなし得るでしょう