Ⅰコリント13:13
こういうわけで、いつまでも残るのは信仰と希望と愛、これら三つです。その中で一番すぐれているのは愛です。
いつまでも続かないものがあるのです
もし、この地だけで私たちの存在が終わってしまうのであれば「いつまでも続くもの」について考える必要はありません。
もし、この地上で何者かになることを目指しているなら、その望みは空しいものです。
主が与えてくださった賜物は素晴らしいものです。私たちは、それを感謝して用います。
しかし、いくら預言を語っても、奇跡を行ったとしても「賜物」は、この地上においてだけのものです。それは永遠には続かないのです。
預言も異言も、知識さえもすたれます。
私たちが、いくら主からのことばを聞いて語ったとしても、それは完全ではありません。いくら主からの知識を語ったとしても、その知識でさえ中途半端なものです。
それは、鏡にぼんやりと映ったものにすぎません。
完全に知る日がやがて来ます。そのときには、不完全なもの、部分的なものはすたれるのです。
地上のものは「部分的」です。
誰かを見て「うらやましい」と思うのは終わりにします。「何者でもない」と自分を嘆くことも終わりです。
地上のものは過ぎ去るのですから。地上のものは「賜物」であっても、すたれるのです。
いつまでも残るのは信仰と希望と愛です。
それらは、私たちの内側に満ちるものです。私たちが永遠に持って行けるものです。
私たちが目指す目標は、常に「愛」です。
私たちは「愛」を追い求めましょう。それが目指すべきものです。その目当てから決して逸れてはいけません。その目当てから逸れると「空しい議論」に迷い込みます。
主は「何者かになること」を私たちに求めてはおられません。
神の愛を知り、信じることを望んでおられます。神の愛のうちにとどまることを望んでおられます。そして、神の愛が私たちにあって全うされることを望んでおられるのです。
愛を追い求めましょう。愛を知ることは神を知ることです。愛を現わすことは神を現わすことです。
私たちの目標は信仰から生まれる愛です。それは人間的なものではありません。愛はいつまでも続くものです。永遠に価値のあるものです。
私は愛を追い求めます
私の目標は信仰から生まれる愛です
目当てを見失うことがないよう助けてください