ヨシュア6:10
ヨシュアは民に命じた。「あなたがたはときの声をあげてはならない。声を聞かせてはならない。口からことばを出してはならない。『ときの声をあげよ』と私が言うその日に、ときの声をあげよ。」
声を聞かせてはならない
主は「奇妙な作戦」を告げられました。
戦士とは戦う者です。イスラエルの戦士たちも、恐れはあったでしょうが町を占領するために戦う覚悟でいたことでしょう。
しかし、主は「町の周りを回れ」と言われたのです。とても不思議な作戦です。そんなことに何の意味があるのかと疑ってしまうような作戦です。
しかし、ヨシュアの命令により「声を聞かせること」を禁じられた人々は「不信仰の声」を吐き出すことがありませんでした。
「この城壁は分厚すぎる…」
「こんなことで勝てるのか…」
「いったい俺たちは何をしているのだ…」
彼らの心の中で「戦い」が起こっていただろうことは容易に想像できますね。
しかし、彼らは黙々と歩き続けました。
一日、二日、三日…
何も起こりません。しかし、主はすでに勝利を勝ち得ておられました。
主は、エリコの城壁を崩す前に「イスラエルの心に築かれた城壁」を崩しておられました。
彼らが、前の世代から引き継いでしまった「恐れ」や「つぶやき」の思いを崩しておられたのです。
考え方を変える必要があるのです。
戦い方を覚える必要があるのです。
天の采配に従って歩む方法を覚えなければならないのです。
私たちも同じです。
あなたの前には「分厚い城壁」があるでしょうか?
その先にある約束には、とても辿りつけそうにないと思うでしょうか?
祈りが空しく地に落ちるように感じる日々を過ごしているでしょうか?
黙って進むべきときがあるのです。
あなたの耳に「声を聞かせて」はなりません。不信仰の声は、信仰の声をかき消します。「不平不満」や「つぶやき」は「感謝」を吞み込んでしまうのです。
敵は「おまえは何をしているのか」と煽ってくるでしょう。
あなたの心は「そのとおり。本当に何をしているのだろう」と同調してしまうかもしれません。
けれど、黙っていなさい。言葉にしてはなりません。
そして、進むことをやめてもなりません。
今、命じられていることを黙々とやり続けなさい。
あなたの「心の城壁」を崩しなさい。
天の采配に抵抗する「恐れ」「不満」「疑い」を崩すのです。
必ず、心の底から「ときの声」が湧き上がる日がきます。
あなたの心の城壁が崩れるとき、目の前にあった分厚い城壁が崩れ落ちるのをみるでしょう。
主がなさるのです。あなたは、ただ黙って歩き続ければよいのです。
主よ、私の心の城壁を崩してください
恐れや疑いを取り除いてください
黙って従う者としてください

