これはアブサロムから逃れていた時のことです
ダビデは、息子アブサロムにクーデターを起こされました。
多くの人が「ダビデは、もうダメだろう」と思っていました。誰もかれもが敵に見えるような状況でした。
いのちの危険を感じる夜でした。もし、今日、生きながらえたとしても、先に希望を見出すのは難しい、そんな絶望的な夜でした。
誰がそのような状況で「眠る」ことができるでしょう。
しかし、このような状況にあって、ダビデは「身を横たえて眠り、また目を覚ます」ことができるのです。
主は、ご自身の愛する者に「眠り」を与えてくださる方だからです。
前の新改訳では「眠っている間に、このように備えてくださる」と訳されていました。
ダビデは「主が私を支えてくださる」という確信を持っていました。
主が「眠り」を与え、その間に備えをしてくださることを信じていました。
愛する兄弟姉妹。
あなたには、眠れない夜がありますか。
あなたから眠りを遠ざけているのは何でしょう。不安でしょうか。恐れでしょうか。思い煩いが、頭を駆け巡って離れないからでしょうか。
たとえそれが何であったとしても、主があなたを支えておられることに変わりはありません。
私たちは、眠ることにも信仰を必要とするときがありますね。すべての思い煩いは、主にゆだねるのです。
私たちは、ただ主を信じます。主こそ私の頼る方、私を支えてくださる方です。
主が私を支えてくださることを信じます
にわかに起こる恐怖におびえません
私は、主に完全に守られています