No.190 安眠も主からの賜物です

眠るコアラ

詩篇3:5
私は身を横たえて眠り また目を覚ます。主が私を支えてくださるから。

これはアブサロムから逃れていた時のことです

ダビデは、息子アブサロムにクーデターを起こされました。

詩篇3:2
多くの者が私のたましいのことを言っています。「彼には神の救いがない」と。

多くの人が「ダビデは、もうダメだろう」と思っていました。誰もかれもが敵に見えるような状況でした。

いのちの危険を感じる夜でした。もし、今日、生きながらえたとしても、先に希望を見出すのは難しい、そんな絶望的な夜でした。

誰がそのような状況で「眠る」ことができるでしょう。

しかし、このような状況にあって、ダビデは「身を横たえて眠り、また目を覚ます」ことができるのです。

主は、ご自身の愛する者に「眠り」を与えてくださる方だからです。

詩篇127:2
あなたがたが早く起き 遅く休み 労苦の糧を食べたとしても それはむなしい。
実に 主は愛する者に眠りを与えてくださる。

前の新改訳では「眠っている間に、このように備えてくださる」と訳されていました。

ダビデは「主が私を支えてくださる」という確信を持っていました。

主が「眠り」を与え、その間に備えをしてくださることを信じていました。

愛する兄弟姉妹。

あなたには、眠れない夜がありますか。

あなたから眠りを遠ざけているのは何でしょう。不安でしょうか。恐れでしょうか。思い煩いが、頭を駆け巡って離れないからでしょうか。

たとえそれが何であったとしても、主があなたを支えておられることに変わりはありません。

私たちは、眠ることにも信仰を必要とするときがありますね。すべての思い煩いは、主にゆだねるのです。

私たちは、ただ主を信じます。主こそ私の頼る方、私を支えてくださる方です。

箴言3:24~26
横たわるとき、あなたは恐れない。休むとき、眠りは心地よい。にわかに起こる恐怖に、悪しき者たちの来襲に、おびえるな。主があなたの頼みであり、足が罠にかからないように、守ってくださるから。

主が私を支えてくださることを信じます
にわかに起こる恐怖におびえません
私は、主に完全に守られています