No.75 聖霊を受けなさい。

奇跡の木

【ヨハネ20:21~22】
イエスは再び彼らに言われた。「平安があなたがたにあるように。父がわたしを遣わされたように、わたしもあなたがたを遣わします。」こう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。

イエス様はよみがえられ弟子たちに現れて

「父がわたしを遣わされたように、わたしもあなたがたを遣わします」と言われました。

そして続けて言われたのです。

ヨハネ20:22
こう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。

つまり派遣されるために必要なことは聖霊を受けることなのです。

主は、息を吹きかけられました。聖霊は神の息吹だからです。

創世記1:2
地は茫漠として何もなく、闇が大水の面の上にあり、神の霊がその水の面を動いていた。

「神の霊」とは、欄外注釈によると「あるいは息吹」と書いてあります。つまり聖霊様のことです。

何もないぼんやりと、ただ広いところに神の息吹である御霊が舞いかけておられたのです。ここからすべてのいのちが生まれるのです。

エゼキエル37:4~5
主は私に言われた。「これらの骨に預言せよ。『干からびた骨よ、主のことばを聞け。神である主はこれらの骨にこう言う。見よ、わたしがおまえたちに息を吹き入れるので、おまえたちは生き返る。

干からびた骨を生き返らせるのは「神の息」です。聖霊様は「干からびた骨」を生き返らせます。

エゼキエル37:9
そのとき、主は言われた。「息に預言せよ。人の子よ、預言してその息に言え。「神である主はこう言われる。息よ、四方から吹いて来い。この殺された者たちに吹きつけて、彼らを生き返らせよ」

干からびてしまった骨であっても、神の息によって生き返ります。

エゼキエル37:10
私が命じられたとおりに預言すると、息が彼らの中に入った。そして彼らは生き返り、自分の足で立った。非常に大きな集団であった。

望みを絶たれ、干からびた人々を再び立たせるのは聖霊様の御業です。私たちは立ち上がれます。失ったと思った幻を再び掲げることができます。

命じられたとおりに預言すると「生き返り、自分の足で立った」のです。

干からびてしまった幻、失ってしまった夢をそのままにしておきますか?

それとも、奮い立って「聖霊様、来てください」と言いますか?

希望は決して失われないのです。

ローマ5:5
この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。


聖霊を受けなさい。

遣わされるために必要なのはそれだけです。そして、それだけで十分なのです。また、それ以外のすべてを持っていたとしても何の役にもたちません。

エペソ6:10
終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。

聖霊様、来てください。
干からびた幻を生かしてください。
私を満たし遣わしてください。