エペソ6:18
あらゆる祈りと願いによって、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのために、目を覚ましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くして祈りなさい。
それは最強の武器です
「御霊による祈り」はローマ兵の武具にたとえられてはいません。
「神の武具」に加えないと言う解釈もあります。
しかし「御霊による祈り」は、聖徒にとって「最強の武器」であることに間違いはありません。
祈りは、この箇所の最後に言及されていますし、また、たとえられるローマ兵の武具もありませんが、これこそクリスチャンのもっとも偉大な武器でしょう。パウロは、私たちに絶えず祈りなさい、力の限り祈りなさい、自分勝手でない祈りをしなさいと語っています。それは、聖霊の支配を受けた祈りです。
力のいやし ジョン・ウィンバー著 マルコーシュ・パブリケーション
「聖霊に支配された祈り」もしくは「聖霊の中にある祈り」は、聖徒に与えられた「もっとも偉大な武器」です。
パウロは「あらゆる祈りと願いによって」と言いました。
「祈り」とは、おもに「とりなし」のことです。誰かのため、何かのために祈ることと理解してもよいかと思います。
「願い」とは、自分の心の望みについて求めることを意味します。
私たちは「あらゆる祈りと願いによって」どんなときも御霊によって祈ります。
この「あらゆる」と訳された語は「様々な」とか「いろいろな種類の」と訳すこともできます。
断定はできませんが「祈りの種類について」述べられていると理解することもできます。
私たちは「いろいろな種類の祈り」を武器として用いることができると、私は解釈しています。
「御霊による祈り」は「一種類」ではないと言うことです。
「激しく祈る」こともできます。「静かに祈る」こともできます。「仲間と祈る」こともできます。「手を置いて祈る」こともできます。「断食して祈る」こともできます。そして「異言で祈る」こともできるのです。
ある人は「祈りとは神の弾道ミサイルだ」と言います。
あなたの「祈り」には力があることを信じてください。
「祈り」は、その場にいなくても「神の力」を打ち込むことができる強力な武器です。
私たちの司令官は「聖霊」です。
敵は「天にいるもろもろの悪霊」です。
私たちの「あらゆる祈りと願い」は「御霊によって」敵を打ち砕く武器となります。
「神のすべての武具」を取りましょう。
真理の帯を締め、正義の胸当てを着けましょう。
平和の福音の備えを履き、信仰の大盾を取るのです。
救いのかぶとをかぶり、御霊の剣を握りしめます。
さあ、しっかり立ちましょう。
用意はいいですか。
司令官である御霊の声は聞こえていますか。
日々、御霊によって祈りましょう。
神の武具を身にまとった勇士よ。
あなたの「力ある祈り」が敵に打撃を与えるのです。
私は「御霊によって」祈ります
御霊が祈りを導いてくださいます
私は、しっかり立って退きません