No.161 天からの視点で見るならば

ドローンの写真

黙示録4:1
その後、私は見た。すると見よ、開かれた門があった。そして、ラッパのような音で私に語りかけるのが聞こえた、あの最初の声が言った。「ここに上れ。この後必ず起こることを、あなたに示そう。」

ここに上れと言う声を聞きました

ヨハネは「開かれた門」を見ました。それは、天へと続く門でした。「ここに上れ」という声とともにヨハネは御霊によって引き上げられました。

黙示録は「この後、必ず起こること」が示されている書です。

「ここに上れ」と主は言われました。ヨハネは天で幻を見たのです。

黙示録は「天からの視点」で読むべき書です。「ここに上れ」と言われる方の啓示が必要なのです。

「天に御座があり、その御座に着いておられる方」がいます。

そして、この方は「ここに上れ」と言われるのです。

ヨハネは天において幻を見ました。それは「御座に着いておられる方」を見た後でなければ、決して絶えられないような恐ろしい出来事でした。しかし、同時にこれ以上ない希望に満ち溢れた幻でした。

地上の視点では決して分からないことがあります。何が起こっているのか「地上」では理解できないのです。

私たちの人生に起こる様々な出来事も「地上」から見ていては理解できないでしょう。

天には「御座」があります。「そこに座しておられる方」がおられます。

上からすべてを支配しておられる方がいるのです。

地上の出来事は、地上では解決しません。地上の出来事を地上から見ても分かることはないでしょう。

御霊によって「天からの視点」で物事を見るならば、私たちは「地上のこと」に振り回されることはなくなります。

私たちは「暗い闇の世界」を見るでしょう。しかし、同時に「光り輝く希望」も見えるでしょう。

絶望や失望の嘆きが聞こえてくるでしょう。しかし、その合間に聖なる方への賛美が響き渡るのを聞くでしょう。

黙示録とはそういう書です。

闇の中の光。絶望の中の希望。嘆きの中の賛美。

それらは「天からの視点」によって浮かび上がります。

「ここに上れ」

主は、私たちにも「天からの視点」をもって欲しいと願っておられます。

私は御座についておられる方を見ます
主がすべてを支配しておられることを信じます
天の視点を与えてください