No.431 いつでも祈るべきで、失望してはいけない その②

待ち望む猫

ルカ18:1
いつでも祈るべきで、失望してはいけないことを教えるために、イエスは弟子たちにたとえを話された。

祈りの秘訣はやめないことです

イエス様は「いつでも祈るべきで、失望してはいけない」と教えてくださいました。

私たちは「決して失望してはならない」のです。つまり「諦めてはならない」のです。

「祈りの巨人」と呼ばれるジョージ・ミュラーは「祈りは必ず応えられる」と言っています。

私自身のことを証することができます。私は祈った瞬間に応えられるという体験を数多くしてきました。その回数は、数万回をくだりません。主イエス・キリストを信じてから現在に至るまでの五十四年間、祈りを奉げた次の瞬間、あるいはその日の中に祈りが応えられた回数は三万回を下らないと言っても誇張ではないでしょう。
祈りの力 ジョージ・ミュラー著 マルコーシュ・パブリケーション

主は、瞬時に祈りに応えてくださいます。それは確かなことです。

しかし、同時に、私たちは「待ち望む」ことを学ぶ必要があります。約束のものを手に入れるために必要なのは「忍耐」だと聖書は言っています。

ジョージ・ミュラーは、祈りが応えられる秘訣は「応えられるまで続けることだ」とも言っています。

私は以前、あることを求めて神に祈り求めました。それが主の御心に沿ったものであることはわかっていました。そのことに関して毎日、そして多くの場合、一日に何度も祈りを奉げました。しかも、その応えが与えられる前から、それがいただけることを何百回も感謝したほど、確信をもって祈ったのです。にもかかわらず、その祈りの実際の応えと祝福を受け取るまには、さらに三年と10カ月を要しました。また別のときには六年間待たされました。またさらに別の機会では、11年と六カ月間、主を待ち望まなければならなかったのです。
祈りの力 ジョージ・ミュラー著 マルコーシュ・パブリケーション

ジョージ・ミュラーが確信をもって「祈りは応えられる」と言う意味が分かりますね。

彼は、応えられるまで「諦めない」ので、すべての祈りの応えを見ることができたのです。

ある人の救いのためには「三六年間」祈り続けたと言っています。その人は、ジョージ・ミュラーの死の直前に救われたそうです。

愛する兄弟姉妹。

私たちも祈りましょう。

主は「すべての人が救われて、真理を知るようになること」を望んでおられます。

私たちの家族、友人、この国の人々が救われるようにとの祈りは「みこころにかなう願い」です。

Ⅰヨハネ5:14
何事でも神のみこころにしたがって願うなら、神は聞いてくださるということ、これこそ神に対して私たちが抱いている確信です。

諦めずに祈りましょう。確信を持って祈りましょう。期待をもって、望みを捨てずに祈り続けましょう。

ルカ18:6~7
不正な裁判官が言っていることを聞きなさい。まして神は、昼も夜も神に叫び求めている、選ばれた者たちのためにさばきを行わないで、いつまでも放っておかれることがあるでしょうか。

主は、いつまでも放っておかれる方ではありません。

ルカ18:1
いつでも祈るべきで、失望してはいけないことを教えるために、イエスは弟子たちにたとえを話された。

失望してはいけません。

私たちは「いつでも祈るべき」なのです。

私は諦めません
主は必ず、みこころを行われます
私は祈り続けます