イザヤ55：10
雨や雪は、天から降って、もとに戻らず、地を潤して物を生えさせ、芽を出させて、種まく人に種を与え、食べる人にパンを与える。
みことばは、雨や雪のようです
主のみことばは「天から降ってくる雨や雪のよう」です。
雨や雪は「地を潤して」何らかの作物を実らせます。
そのように、主のみことばも、私たちの心を潤し、豊かな実を結ばせるものです。
雨が降ると、大地はそれをグングンと吸収します。梅雨明けの畑の作物は見違えるほど成長しているものです。
主は、私たちにも「みことばの雨」を降らせてくださいます。
時々、なぜか驚くほどに御言葉の意味が分かることがあります。まさに自分に必要な御言葉が次から次へと開かれるような気がします。
主は、傷ついた心に御言葉の雨を降り注いで「癒し」を与えてくださいます。落ち込んだ者には「励まし」を与えてくださいます。
しかし、時々、まったく「みことばが分からない」ことがあります。何か言われているような気がするけれど、いまいち分からないということがあるものです。
また、日々、みことばを学び続けているけれど「何も実っているような気がしない」と感じることもあります。こんなことをコツコツと続けることに意味があるのかしら、などと思ってしまうこともあります。
愛する兄弟姉妹。
どうか、日々、みことばを読むことを続けてください。みことばから学ぶことをやめてはいけません。何を言われているのか「今は」分からなくても、必ず分かる日が来ます。何も「実って」いないように見えても、地面に深く「根ざして」いるのは確実です。
覚えてください。
主のみことばは「雨」のようにも降りますが、「雪」のようにも降るのです。
いつもいつも「雨」のようには降りません。
「雪」は、積もれば溶けるのに時間がかかるものです。主のみことばは「雪」のように心に積もります。
「雨」のように即効性はないけれど、降り積もった「雪」が解けると、雨では得ることのできない「力」が発揮されます。
実はこの雪解け水には不思議な力があるんです。たとえば、植物が根を伸ばすのを早める効果もあります。雪解け水を飲んだ鶏は卵を多く産みますし、牛が飲めば牛乳を多く出すというように、生物を活性化させる。
（ミツカン・水の文化センター）
自然界の「雪解け水」に力があるように、「雪」のように積もる「みことば」にも力があるのです。
私たちは、ただ待てばよいのです。
春になれば雪は溶けます。
時が来れば、私たちは必ず「実を結び」ます。
雨のように降る御言葉も、雪のように積もる御言葉も、どちらも決して、空しく天に帰ることはありません。
私はみことばを受け取ります
みことばを学び続けます
主のみことばは、決してむなしく地に落ちません
