ヘブル4:12
神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄を分けるまでに刺し貫き、心の思いやはかりごとを見分けることができます。
両刃の剣のように鋭い
神のことばは生きています。いのちがあるのです。
そして力があります。私たちは神のことばによって生かされて、力から力へと進みます。
しかし、それだけではありません。
神のことばは、両刃の剣よりも鋭いのです。鋭い神のことばは、私たちの心の思いやはかりごとを見分けることができます。
私たちは、時々、自分の心の思いを見失ってしまいます。
どうすればいいのかわからなくなります。
どこへ進めばいいのか決めることができません。
良いことと悪いことが混ざり合って見えて判断できなくなります。
いったい自分は何がしたいのか分からなくなってしまうのです。
そのような時には、いくら自分の心を探ってみたとしても何も解決しません。
いたずらに思いをかき混ぜて余計に混乱してしまうでしょう。
心の思いが見えなくなってしまったら、また、何が良いことで神に喜ばれることなのかをはっきり分かりたいなら、みことばの前に出ることです。
前の訳(2003年版)では「私の相談相手」となっていました。
みことばこそ、私たちの助言者、相談相手です。
みことばの戸が開かれると、心に光が差し込みます。
霧が晴れたように頭がすっきりします。
みことばをを素直に受け入れます。そうすると混乱が治まり、主の導きがわかるようになります。
みことばは生きています。
聖書は、ただの文章・物語ではありません。
神のことばなのです。
そして、それは「生きている」のです。
過去にそれが記された時にだけ、聖霊様が働かれたのではありません。
今日、今、それは生きていて私たちにいのちをもたらします。
神のことばは生きていて力があります。
私は、みことばによって悟りを得ます。