イザヤ40:31
しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように、翼を広げて上ることができる。走っても力衰えず、歩いても疲れない。
飛べるのは大人の鷲です
自由に空を飛ぶ鷲は、とても格好いいですね。
しかし、当たり前のことですが、あのように大空を自由自在に飛ぶことができるのは「成長した鷲」だけです。
ヒナ鷲が天高く舞いかけるのは不可能です。主は「ヒナ」であれば「ご自身の翼に乗せて運んで」くださいます。
しかし、母鷲がヒナを崖から突き落とし「飛び方」を教えるように、主もまた、私たちに「飛んで欲しい」と願っておられると私は思います。
イヌワシの翼は幅広くて長く、風を受けとめるのにとても都合のいい形をしています。翼の角度を微妙に変化させ、ほとんど羽ばたかずに自由に飛ぶことができます。ある調査では、全飛行中の羽ばたいて飛ぶ割合は10%以下という報告もあります。
猛禽類保護センターHPより
鷲は「自分の力を10%以下」しか使わないのです。低い場所から上昇気流にのって舞い上がります。
鷲は「風の力」で舞いかけます。大空を自由に飛び回るのは「風にのっている」からです。
私たちは「聖霊の風」を待ち望みましょう。
しかし、いくら待っても「心が燃えない」「疲れ切って自分では歩けないのに助けが来ない」そう感じることがあるかもしれません。
もちろん、主は「背負って」くださいます。主は、あなたの側におられます。あなたが「ヒナ」であれば、必ず「その羽」で運んでくださいます。
しかし、もしかすると、あなたの「翼」は成長しているのかもしれません。主は、あなたに「助け」ではなく「助け主」つまり「主ご自身」を求めて欲しいと願っておられるのかもしれません。
一緒に「大空を舞いかけたい」と望んでおられるのかもしれません。
あなたの翼は「大きく成長している」のではないですか?
長い間、翼を「折りたたんで」いたのではないですか?
もしかすると、もう「飛べる」のだということに気がついていないのではないですか?
私たちには「鷲の翼」があるのです。それは「風を受けとめるのに都合のいい形」をしています。
「聖霊の風」は吹いていませんか?
もし、あなたの翼が成長しているのならば「飛ぶ」ことを願って見てください。主は、あなたに翼の使い方を教えてくださるでしょう。
あなたは空高く舞い上がって「今までとは違う視点」で人生を見始めることができるようになります。
そして、「助けを求めてバタバタしていたけれど、必要なのは天からの視点で物事を見つめることだった」と気がつくようになります。
「飛ぶこと」「上ること」を求めてください。
「主よ、私は待ち望みます。聖霊の風によってのみ飛びたいのです。その他のものは必要ありません」
翼を広げてみてください。大きく成長した翼が、あなたにも与えられていると気がつくはずです。
「主よ、翼の広げ方を教えてください」と求めてください。
私たちは飛べます。
「鷲のように、翼を広げて上ることができる」のです。
ただ主を待ち望みましょう。「助け」ではなく「助け主」を待ち望むのです。
主を待ち望む者こそ「新しく力を得、鷲のように、翼を広げて上ることができる」のです。
私は主を待ち望みます
私には鷲の翼があることを信じます
聖霊様の力によってのみ舞い上がることができます