申命記8:18
あなたの神、主を心に据えなさい。主があなたに富を築き上げる力を与えるのは、あなたの父祖たちに誓った契約を今日のように果たされるためである。
それには理由があるのです
「主を心に据えなさい」と、私たちは命じられています。
「据える」とは「動かないように固定すること」です。
常に「主を心の真ん中に固定」しなければなりません。
主が「心に据えられて」いなければ、私たちの心には「自分」が据えられます。この「自分」というものは、なかなか頑固ですんなりと座をゆずらないものです。
イスラエルは、約束の地に入った後、豊かになったとき「気をつけるように」と警告されています。
主が「心に据えられて」いないならば、私たちは「自分自身の力」に依り頼むようになります。
物事がうまく進めば「自分の力」を喜びます。
物事が失敗に終われば「自分の力」を嘆きます。
愛する兄弟姉妹。
「自分次第」の人生は終わりにしなければなりません。
覚えてください。
人生は「自分次第」ではないのです。私たちの「時」は、すべて御手の中にあるのです。
私たちの人生は「心に何を据えるのか」で決まります。
私たちは「主を心に据え」なければなりません。そうすれば、私たちの「人生」は、主が契約を果たされるために用いられるようになります。
居座っている「自分」は、サッサッと退場させましょう。
「主よ、どうかお座りください。私の心に御座をもうけてください」と願うのです。
主は、あなたに「富を築き上げる力」「成功を築く力」を与えてくださいます。
それは、あなたに「能力」があるからではなく「主の契約が果たされるため」です。
あなたに「富」が与えられたのは「主が契約を果たされるため」です。
あなたが「成功」しているならば、それも「主が契約を果たされるため」です。
もし、今、あなたが「失敗した」と嘆いているならば「主を心に据えている」かどうか確認してください。
あなたの心に「主が据えられている」ならば、大丈夫です。
たとえ、今は「失敗」に見えても、それもまた「主の契約が果たされるため」に用いられるでしょう。
「主を心に据えなさい」
私たちは、ただ「主を心に据え」ましょう。
主が、あなたと私の心に不動の御座をもうけてくださいますように。
主よ、どうか私の心に不動の御座を設けてください
私は心に、主を据えます