ピリピ2:4~5
それぞれ、自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい。キリスト・イエスのうちにあるこの思いを、あなたがたの間でも抱きなさい。
自分のことだけではなく
「ほかの人のことも顧みなさい」とパウロは言います。
私たちは、同じキリストのからだに属する者として、互いのことを思いやるようにと召されています。
兄弟姉妹を愛したい気持ちは、聖徒ならだれでも持っているでしょう。しかし、ともすると、自分のことで精一杯になってしまうのです。「余裕さえあればなぁ、そうすれば」と私たちは、みな思うものです。
イエス様のうちにある「この思い」とは何でしょう。
イエス様は「あり方を捨てられないとは考え」ない方です。むしろ、ご自身を私たちのために捨ててくださいました。
イエス様は、最後の瞬間まで他の人を顧みられました。
主は、十字架の上で「彼らをお赦しください」と祈られました。ご自身を十字架につけた人々のために祈られたのです。
主は、隣の十字架にかけられていた犯罪人を顧みられました。パラダイスに行くという約束を賜ってくださいました。
イエス様は、最後の瞬間まで、愛する人々を気にかけられました。十字架の苦しみの中でマリアの身の振り方についてを示唆されたのです。
イエス様は、常に「ほかの人のこと」を顧みておられました。地上に生きておられる間だけではなく、主は、今も私たちのことを常に顧みてくださっています。
私たちは「キリスト・イエスのうちにあるこの思い」を切に願い求めましょう。
主ご自身が、私たちのうちに生きてくださり、私たちが「キリスト・イエスのうちにあるこの思い」に満ち溢れて歩むことができますように。
主が私を顧みてくださっていることを感謝します
主のうちにある思いを教えてください。
私は兄弟姉妹を愛します。