【ゼカリヤ3:2】
主はサタンに言われた。「サタンよ、主がおまえをとがめる。エルサレムを選んだ主が、おまえをとがめる。この者は、火から取り出した燃えさしではないか。
ヨシュアを訴えようとしているのはサタンです
サタンは、ヨシュアの何を訴えるつもりなのでしょう?
サタンは、ヨシュアの「汚れた服」を責め立てるつもりなのです。「なぜ、おまえは、そんなに汚れているのか」と言うのです。
サタンは、私たちの「汚れ」を見逃さず、主の御前に訴えます。「神よ、どうして救われたはずなのに、この者は、こんなに汚れているのでしょう」と言うのです。
私たちは、時々、サタンの言い分がもっともなので罪悪感に押しつぶされそうになります。
しかし、主のことばを聞きましょう。
主がとがめられるのは誰ですか?
汚れた服を着ているヨシュアでしょうか?
いいえ。主は、訴えるサタンをとがめられるのです。
天上での大騒ぎが見えるようです。ヨシュアの汚れた服が脱がされ、礼服が着せられます。ヨシュアの着せ替えが始まるのです。
預言者ゼカリヤの心は高揚したのでしょう。「ターバンを、ターバンをかぶらせなければなりません」と叫びます。御使いはヨシュアにきよいターバンをかぶらせます。大祭司ヨシュアの完成です。
ヨシュアの汚れた服は、礼服に変えられました。そして「咎を除いた」と宣言されました。
サタンの訴えを主は退けられます。
汚れは「私自身」に染み付いているわけではないのです。汚れているのは「服」です。そして、汚れた服は、礼服に変えられるのです。
主の約束は真実です。自分の罪を告白するなら、私たちはすべての不義からきよめられます。主は、訴えてくるサタンをとがめられます。キリストを着た私たちを訴えることは誰にもできないのです。
サタンの偽りに耳を傾けてはなりません。
主の御声を聞くのです。汚れている「服」は取り替えられます。あなたは「聖なる民」なのです。
私は神の所有とされています。
私は「聖なるもの」です。
キリストの血により完全にきよめられています。