No.188 戸が閉ざされる日が必ず来ます

開いた戸

創世記7:16
入ったものは、すべての肉なるものの雄と雌であった。それらは、神がノアに命じられたとおりに入った。それから、主は彼のうしろの戸を閉ざされた。

箱舟の戸を閉ざされたのは主です

箱舟の中に命じられたとおり、動物たちが入ってきました。ノアとその家族も箱舟に入りました。

「それから、主は彼のうしろの戸を閉ざされた」のです。

箱舟の戸は、ノアの後ろにありました。戸を閉ざされたのは、主なのです。

戸を「閉ざす」とは原語によると「閉める」「閉ざす」という意味の他に、「残す」という意味があります。

箱舟の戸が閉ざされるということは、外にいる肉なる者は「残される」ということです。

戸が閉ざされたなら、もう「残される」しか選択肢はないのです。

神の裁きは「戸が閉ざされたとき」から始まります。

そして、同時に、箱舟の中にいるものは「完全な守り」の中に置かれるのです。

主は、この大洪水を始めから終わりまで、完璧に計画しておられます。すべての指揮を執っておられます。

ノアたちにとっては「完全なる保護者」として、箱舟の戸を堅く閉ざされます。

そして、地に残ったものに対しては「裁きの執行者」として、地を覆う大水を送られます。

使徒1:7
イエスは彼らに言われた。「いつとか、どんな時とかということは、あなたがたの知るところではありません。それは、父がご自分の権威をもって定めておられることです。

いつとか、どんな時かということは分かりません。おそらく、それは私たちが思うほど重要ではないのでしょう。

時がくれば、ノアに知らせてくださったように、私たちにも教えてくださるのかもしれません。

大切なことは、その時が来るまで箱舟を造り続けることです。

長い間、箱舟を造り続けるのは大変なことです。それは、思う以上に重労働だったでしょう。複雑な仕様ではないので単調なことの繰り返しだったでしょう。周りの人は理解はしてくれなかっただろうと思います。

Ⅱペテロ2:5
また、かつての世界を放置せず、不敬虔な者たちの世界に洪水をもたらし、義を宣べ伝えたノアたち八人を保護されました。

私たちは、ノアのように生きましょう。

これが何の役に立つだろうかと思うことがあっても、御言葉を学び、祈ることをやめてはいけません。

私たちは、日々、自分の箱舟を造っているのです。

いつか必ず「うしろの戸」が閉ざされる日が来ます。主の定められた時は来るのです。

そのとき、地に残される人はわざわいです。

ノアたちのように義を宣べ伝えつつ、自分の箱舟をコツコツと造り続けましょう。

主が、戸を閉ざされる日が必ず来ます。

そして、戸が閉ざされた箱舟の中は完全に安全なのです。

私はみことばを信じます
主が終わりの計画を持っておられることを信じます
どうか義を宣べ伝える者としてください