2025.12.20 岩に建てるシリーズ「終末の学び」を追加

No.507 「元気を出しなさい」と言える人こそ「聖徒」なのです

元気出せ

使徒27:22
しかし今、あなたがたに勧めます。元気を出しなさい。あなたがたのうち、いのちを失う人は一人もありません。失われるのは舟だけです。

囚人がリーダーになったのです

パウロは、囚人としてローマに護送されている途中でした。

船は、南風に乗って順調に進んでいけるように思えました。しかし、まもなく「ユーラクロン」という暴風が吹きおろしてきたのです。船は、その暴風に逆らって進むことができず、ただ流されるままとなりました。

それは、出発前にパウロが警告していたとおりでした。船長や百人隊長は、パウロの警告を完全に無視したのです。その結果の難破でした。

使徒27:20
太陽も星も見えない日が何日も続き、暴風が激しく吹き荒れたので、私たちが助かる望みも今や完全に立たれようとしていた。

船に乗っている人たちは、みな疲れ果てていました。助かるという望みを抱いている人はいなかったのです。そこには絶望感が漂っていました。

そのようなとき、パウロが立ち上がって言ったのです。

使徒27:22
しかし今、あなたがたに勧めます。元気を出しなさい。あなたがたのうち、いのちを失う人は一人もありません。失われるのは舟だけです。

パウロは、みなに「元気を出しなさい」と言いました。

そして、はっきりと「あなたがのいのちは失われない」と宣言したのです。

それは、ただの希望的観測ではなく「神のことば」に対する信仰の宣言でした。

パウロは、暴風に巻き込まれ、生きるか死ぬかの瀬戸際にあっても、なお、神のことばを聞くことのできる人でした。彼が、主の御心を求めていたことは疑いようもありません。

使徒27:23
昨夜、私の主で、私の仕えている神の御使いが私のそばに立って、こう言ったのです。「恐れることはありません。パウロよ。あなたは必ずカエサルの前に立ちます。見なさい。神は同船している人たちを、みなあなたに与えておられます。」

パウロは、自分が「何のために」船に乗っているのかを思い出しました。彼は、主のみこころによって「ローマ」に行くのです。そこで、主のために証をするのです。

それが、彼の召命でした。それが遂行されるまで、彼が召されることはあり得ないのです。

ですから、彼は大胆に宣言しました。

使徒27:25
ですから、皆さん、元気を出しなさい。私は神を信じています。私に語られたことは、そのとおりになるのです。

自分の使命を心に留めている人は幸いです。聖徒は、みな、自分の選びを確信していなければなりません。

囚人のパウロの言うことに、同船している人はみな従いました。百人隊長さえも従いました。船長もです。

無視されていた囚人が、みなを導く人となったのです。

自分の選びを確かなものとしなさい。

あなたのために立てられた計画は、必ず実現します。主は、あなたのために始められた良いわざを必ず実現されます。主には不可能なことはありません。

日々、主の前に静まり、日々、自分の召しを確信する人は強く歩めます。

そのような人は、確信を持って、他の人々を励まし導くことができるのです。

たとえ、今、自分には影響力などないと感じていても、主にあって「尾ではなく頭」とされるのです。

暗い世を歩く人々には「元気を出しなさい」と励ます聖徒が必要です。

あなたが「主のことば」に信頼するならば、あなたもパウロのようになります。

私は、暗い世の光として歩みます
私は、主の御手の中に生かされています
確信を持って歩ませてください