ゼカリヤ10:1
主に雨を求めよ、後の雨の時に。主は稲光を造り、大雨を人々に、野の草をすべての人に下さる。
すでに30年が過ぎました
イスラエルには「雨」の季節が二回あります。
「初めの雨」とは「秋の雨」のことで、10月から12月にかけて降ります。「先の雨」とも呼ばれます。
「後の雨」とは「春の雨」のことで3月から4月にかけて降ります。「終わりの雨」とも呼ばれます。
両方の雨とも、大地に豊かな実りをもたらします。ただ「後の雨」のほうが収穫量は多いようです。
私は、30年前に一つのメッセージを聞きました。
それは「初めの雨はすでに降った。今は、後の雨を求める時代だ」というものです。
「雨」とは、聖霊の注ぎの象徴です。
「初めの雨」とは、ペンテコステの日に注がれた偉大な聖霊の傾注のことです。
ペンテコステの日に、世界は大きく変わりました。あの朝の九時の出来事は「預言者ヨエルの預言の成就」であると言われます。
これは、すでに起こりました。
私たちは、今、聖霊様の満たしのもと預言しながら生きることができるのです。
しかし、ヨエルの預言はこれで終わりではありません。
「初めの雨」の次には「後の雨」が降るのです。
主は「初めの雨」を降らせてくださいました。ですから、必ず「後の雨」も降らせてくださいます。
さて、このメッセージを聞いたのは、先ほども述べたとおり「30年前」です。
このメッセージを聞いた当初、私の心は熱く燃えました。必死で「後の雨を降らせてください」と叫びました。
あれ以来、世界の様々な国で「リバイバルが起こった」という話を耳にします。日本でも小さい規模のリバイバルが起こっているという「うわさ」は聞きます。
しかし「先の雨」を超えるほどの「聖霊の傾注」を見ることはできていません。
「後の雨」の収穫は「先の雨」より多いのです。
愛する兄弟姉妹。
「30年前」のメッセージに飽きてはなりません。これは、実は「自分自身」に言い聞かせているのです。
私の心は少し「折れかけて」いたのです。
しかし、今、もう一度、奮い立って声を上げたいのです。
あの頃より「終わりの日」が近いことを、私たちは肌で感じているでしょう。
今は、再び「熱く燃え上がり祈るべき時」です。
主に「雨」を求めましょう。
「後の雨(マルコーシュ)」の大収穫を求めましょう。
「先の雨」は降りました。
私たちは、大いに「夢」を見ましょう。「幻」を見ましょう。「預言」を語りましょう。
そして、声を合わせて「主の約束は成る!」と宣言しましょう。
主よ、私たちを奮い立たせ信仰によって宣言させてください。
どうか「後の雨」をこの国に降らせてください。
主は、先の雨を降らせてくださいました。
後の雨も、必ず降らせてくださいます。
主よ、信じます
終わりの時代に大収穫が与えられることを信じます
聖霊の偉大な傾注を心から求めます