申命記29:4
しかし、主は今日に至るまで、あなたがたに悟る心と見る目と聞く耳を与えられなかった。
恐れることも心配することもありません
イスラエルには「悟る心と見る目と聞く耳」がありませんでした。
彼らは、海を分けられ、マナを降らせ、岩から水を出された大いなる方の御業を見ました。
しかし、それらを「悟る心と見る目と聞く耳」がありませんでした。
彼らは「約束の地を占領せよ」という命令に従うことができませんでした。
彼らは「そこには巨人がいるので行きたくない」と尻込みしたのです。
主は、彼らに「大いなる御業」を現わしてくださいました。
しかし、彼らは、その御業を「心に結びつける」ことができなかったのです。
イエス様は、パンを忘れたと言って騒ぐ弟子たちに言われました。
「まだ分からないのか」
「悟らないのか」
「見えないのか」
「聞こえないのか」
「覚えていないのか」
私たちは、どうでしょうか?
あなたの心には「十字架のイエス」が、はっきりと描き出されたことがありますか?
私たちのために、海を分けるよりも偉大な御業が成されたのです。
私たちは、イエス様の御業を心にしっかりと結びつけましょう。
御子をさえ惜しまずに死に渡された方が、なぜ、その他のものを恵んでくださらないと思うのでしょう?
御父は、御子とともに「すべて」を恵んでくださるのです。
「すべて」は文字通り「すべて」であることを忘れてはなりません。
あなたを尻込みさせるものは何ですか?
主が、その「巨人」を打ち倒せないとでも思うのですか?
主は、あなたに「どんなことでもできる力」を与えることがおできになります。
あなたの心を騒がせるものは何ですか?
「五つのパンと二匹の魚で5千人を満腹にさせた方」がともにおられるではありませんか。
私たちの失敗も弱さも、この方の「妨げ」にはならないのです。
主よ、どうか私たちに「悟る心と見る目と聞く耳」を与えてください。
主のすべての御業を「心に結びつける」ことができますように。
私は、主に信頼します
主は、私の力です
主には不可能なことが一つもありません

