No.256 聞き方に注意しなさい。その② 岩の上では根を張ることはできません

農場の道

ルカ8:6
また、別の種は岩の上に落ちた。生長はしたが、水分がなかったので枯れてしまった。

水分がなければ根はでません

岩地に落ちた種が枯れたのは「水分がなかった」からだとイエス様は言われました。「水分不足」で「根」を張ることができなかったのです。

ルカ8:13
岩の上に落ちたものとは、みことばを聞くと喜んで受け入れるのですが、根がないので、しばらくは信じていても試練のときに身を引いてしまう、そのような人たちのことです。

「岩の上」の落ちた種は「生長」します。

そのような人は、喜んで礼拝します。兄姉とも楽しそうに交わりを持っています。しかし、突然、パタリと姿を見せなくなるのです。「何か」があったのです。「何か」のせいで身を引いてしまうのです。

箴言24:10
もしあなたが苦難の日に気落ちしたら、あなたの力は弱い。

もし、あなたが何かの「苦難」「困難」に遭遇し、そして「気落ち」してしまうならば「あなたの力は弱い」のです。

もし私が「苦難」によって「イエス様から目を離してしまう」なら、私には「根がない」のです。

「根がない」のは「岩地」に生えているからです。

「枯れる」のは「根がない」からです。

「根がない」のは「水」がないからです。

しかし「岩地」に「保水性」はありません。「岩地」では「潤い」を保つことはできないのです。

詩篇1:3
その人は
流れのほとりに植えられた木。
時が来ると実を結び
その葉は枯れず
そのなすことはすべて栄える。

「実を結ぶ木」「枯れない木」とは「流れのほとりに植えられた木」です。「水」がたっぷりとある場所に植えられた木です。

「植えられた」ということは「自然に生えたものではない」ということです。

「岩地」で生長していると感じるならば「流れのほとり」に移植されなさい。

そうすれば「実を結ぶ枯れない木」となります。

詩篇1:2
主のおしえをを喜びとし
昼も夜も
そのおしえを口ずさむ人。

「口ずさむ」とは「思い巡らす」ことです。

「みおしえを昼も夜も思い巡らす人」こそ「流れのほとりに植えられた木」です。

耳に心地よい言葉だけを聞くのはやめなさい。聖書の読みやすい箇所だけを読んでいてはいけません。

主の「みおしえ」を口ずさみなさい。口ずさみ、思い巡らすのは「守り行うため」です。

ヨシュア1:8
このみおしえの書をあなたの口から離さず、昼も夜もそれを口ずさめ、そのうちに記されていることすべてを守り行うためである。そのとき、あなたは自分がすることで繁栄し、そのとき、あなたは栄えるからである。

「口ずさむ」「思い巡らす」のは「土台」を変えるためです。

私たちの「思い」「考え」を一新し「主のみことば」を生きることができるようになるためです。

「もはや私ではなくキリストが私のうちに生きておられる」と言えるようになるためです。

「ですから、聞き方に注意しなさい」

ルカ8:18
ですから、聞き方に注意しなさい。というのは、持っている人はさらに与えられ、持っていない人は、持っているものまで取り上げられるからです。

「枯れない強い木」になりたいなら「神のことば」である「主イエス」を常に思っていることです。

私は「みおしえ」を口ずさみます
自分の好むことだけを聞くのはやめます
主の「みおしえ」を教えてください