Ⅱ歴代誌20:21
彼は民と相談し、主に向かって歌う者たちと、聖なる装いをして賛美する者たちとを任命した。彼らが武装した者の前に出て行って、こう言うためであった。「主に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。」
主に感謝せよ その恵みはとこしえまで
ヨシャファテ王たちは、主にだけより頼んでいることの証に賛美をささげたのです。
おびただしい大軍が攻めて来ることを知ったユダの人々は恐れおののきました。
しかし、主は彼らに言われたのです。
彼らは「主が戦われること」「主がともにおられること」を信じたのです。
ゆえに彼らは、戦場で賛美の声を響かせたのです。
「主に感謝せよ その恵みはとこしえまで」と叫ぶ声が響き渡ったとき、主は立ち上がられました。
最終的に攻め上って来た大軍は「同士討ち」をして滅びてしまいます。
賛美は「勝利を得る手段」ではありません。それは、現実から目を背ける道具でもありません。賛美は魔法の呪文ではないのです。
ヨシャファテたちの賛美は「主は信頼するにふさわしい」という表明です。主が戦ってくださるなら「勝利である」という確信です。
ゆえに彼らは叫んだのです。「主に感謝せよ。その恵みはとこしえまで」
私たちは「堅く立って、ともにおられる主の救い」を見ましょう。
御言葉を信じて堅く立ちましょう。主の御言葉に信頼しましょう。
困難な状況に立ち向かうとき、私たちも賛美をしましょう。賛美をした見返りに勝利を求めるのではなく、ただ「主を信頼して」賛美をささげるのです。
「主に感謝せよ その恵みはとこしえまで」
私たちは恐れてはなりません。おののいてはなりません。この戦いは主が戦われるからです。
主は、私たちとともにおられます。
主に感謝せよ その恵みはとこしえまで
この戦いは主の戦いです
私は主に信頼して賛美します