No.132 恵みと知識において成長しなさい

海とパラソル

Ⅱペテロ3:18
私たちの主であり、救い主であるイエス・キリストの恵みと知識において成長しなさい。イエス・キリストに栄光が、今も永遠の日に至るまでもありますように。

イエス・キリストの恵みと知識

私たちが成長するためには「恵み」と「知識」が必要です。

私たちは、聖書を学ぶことによって多くの真理を知ります。イエス様は「神のことば」と呼ばれる方なので、私たちは御言葉によってイエス様を知ります。

しかし「知識」として頭に刷り込むだけでは成長が偏ります。

私たちは「恵み」においても成長せねばなりません。

「恵み」とは、神のご性質の体験です。「いのちのことば」を体験することです。

主がどのような方かを知り、何を成してくださったかを知ることこそ「恵み」です。

「恵み」を体験するためには、私たちは「生きる」必要があります。聖書を学んで得た知識を「生きる」ことで恵みを知ることができるのです。

ガブリエルはマリアに言いました。

ルカ1:28
御使いは入ってくると、マリアに言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられます。」

マリアは「恵まれた方」と呼ばれました。彼女は、これから人間的な目で見れば「苦難」に遭います。

けれど、マリアとともに主がおられます。聖霊がマリアの上に臨みます。

ガブリエルははっきりと宣言しました。

ルカ1:37
神にとって不可能なことは何もありません。

この個所は「神の語られたことばに不可能なことは一つもない」と訳すことができます。

神の「語られたことば」は、決してむなしく地に落ちることはありません。マリアは、そのことをこれから「体験」するのです。

彼女は「あなたのおことばどおり、この身になりますように」と言って御言葉を信じ受け入れました。そして「おことばどおり」にイエス様を産むのです。

「神のことば」を実際に「生きる」ことこそ「恵まれる」ことです。

私たちは聖書を学びます。真理の御言葉を心に蓄えます。しかし、それだけでは不十分です。

「おことばどおり、この身になりますように」とマリアのように言わなければなりません。

聖書の約束は適用せねばならないのです。その通りに「生きる」必要があるのです。

御言葉を「生きる」とき、私たちは聖霊様に満たされます。聖霊様が臨んでくださらなければ「生きる」ことはできないからです。

私たちは御言葉を「生きる」ときに、神の御力を体験するのです。そして、神の「恵み」が尽きることがないことを本当に知るのです。

「知識」と「恵み」において成長しましょう。そうすれば、あなたを通してイエス・キリストの栄光が輝きます。

私は主の恵みに成長します。
御言葉に生きることを教えてください。
信じる者に働く神の偉大な力が流れ出しますように。