No.117 御霊とともに宣言します!

旧約聖書ヘブライ語

エペソ6:17
救いのかぶとをかぶり、御霊の剣、すなわち神のことばを取りなさい。

御霊の与えてくださる剣です

主は、みことばを「剣」として与えてくださいました。私たちは、「みことば」を取って戦います。

しかし、よく読んでみると「みことばの剣」ではなく「御霊の剣」と書かれています。

以前の新改訳2003では「御霊の与える剣」と訳されていました。

私たちに与えられた武器である「剣」は、みことばです。

しかし、それは「御霊の与えるみことばの剣」でなければなりません。

「御霊」と「みことば」は常に一緒に働かなければならないのです。

Ⅱコリント3:6
神は私たちに、新しい契約に仕える者となる資格を下さいました。文字に仕える者ではなく、御霊に仕えるものとなる資格です。文字は殺し、御霊は生かすからです。

私たちは、自分勝手に聖書のみことばを振りかざしてはなりません。

その「みことば」は、もちろん「正しい」でしょう。しかし、御霊がともにおられなければ、そこに「いのち」はありません。

創世記1:2
地は茫漠として何もなく、闇が大水の上にあり、神の霊がその水の面を動いていた。

創世記1:3
神は仰せられた。「光、あれ。」すると光があった。

創造のはじめ、何もない地の面を「御霊」が舞いかけておられました。

そこに「神のことば」が発せられました。

すると「光があった」のです。

詩篇33:6
主のことばによって 天は造られた。天の万象もすべて 御口の息吹によって。

「息吹」とは、直訳すると「霊」です。

すべてのものは「神のことば」によって造られました。そしてまた、天の万象はすべて「神の霊」によって造られたと聖書は言います。

「神のことば」と「神の霊」が「神のわざ」を現わされるのです。

私たちは、このことを覚えていなければなりません。

「みことば」は「聖霊」とともに用いてこそ「神のわざ」が現れるのです。

私たちは、聖霊様に満たされることを求めましょう。

御霊の与えるみことばの剣を手に取るためです。

私たちは、御霊が教えてくださるみことばを宣言します。

私たちは、御霊とともに宣言せねばならないのです。

私たちが、「御霊の与えてくださるみことばの剣」を用いるとき、そこに「いのち」が現わされます。

私たちが、御霊とともに「みことばを宣言」するとき、そこに、必ず「神の御わざ」が現れることを信じます。

信仰によって、しっかり立って「御霊の剣」を手に取りましょう。

私は御霊の与えてくださる剣を取ります。
私は、御霊とともに宣言します。
そこに、御わざが現れることを信じます。