エペソ6:17
救いのかぶとをかぶり、御霊の剣、すなわち神のことばを取りなさい。
御霊の与えてくださる剣です
主は、みことばを「剣」として与えてくださいました。私たちは、「みことば」を取って戦います。
しかし、よく読んでみると「みことばの剣」ではなく「御霊の剣」と書かれています。
以前の新改訳2003では「御霊の与える剣」と訳されていました。
私たちに与えられた武器である「剣」は、みことばです。
しかし、それは「御霊の与えるみことばの剣」でなければなりません。
「御霊」と「みことば」は常に一緒に働かなければならないのです。
私たちは、自分勝手に聖書のみことばを振りかざしてはなりません。
その「みことば」は、もちろん「正しい」でしょう。しかし、御霊がともにおられなければ、そこに「いのち」はありません。
創造のはじめ、何もない地の面を「御霊」が舞いかけておられました。
そこに「神のことば」が発せられました。
すると「光があった」のです。
「息吹」とは、直訳すると「霊」です。
すべてのものは「神のことば」によって造られました。そしてまた、天の万象はすべて「神の霊」によって造られたと聖書は言います。
「神のことば」と「神の霊」が「神のわざ」を現わされるのです。
私たちは、このことを覚えていなければなりません。
「みことば」は「聖霊」とともに用いてこそ「神のわざ」が現れるのです。
私たちは、聖霊様に満たされることを求めましょう。
御霊の与えるみことばの剣を手に取るためです。
私たちは、御霊が教えてくださるみことばを宣言します。
私たちは、御霊とともに宣言せねばならないのです。
私たちが、「御霊の与えてくださるみことばの剣」を用いるとき、そこに「いのち」が現わされます。
私たちが、御霊とともに「みことばを宣言」するとき、そこに、必ず「神の御わざ」が現れることを信じます。
信仰によって、しっかり立って「御霊の剣」を手に取りましょう。
私は御霊の与えてくださる剣を取ります。
私は、御霊とともに宣言します。
そこに、御わざが現れることを信じます。