No.476 私は御翼の下に身を避けます

親子の鳥

詩篇91:4
主は ご自分の羽であなたをおおい あなたは その翼の下に身を避ける 主の真実は大盾 また砦。

主の真実こそ大盾です

ふわふわの毛のひな鳥は、この世の中で最も「か弱いもの」の一つでしょう。

この聖句からは、そのような「か弱いもの」が、ぬくぬくと安心している様子が浮かんできます。

主は、私たちを「ひな鳥」のように扱ってくださいます。

「おおう」とは、防護柵を設けるという意味です。

主は、世の嵐から守るために「防護柵」を設けてくださっているのです。

主は、私たちに「平安」を与えてくださいます。その守りの中にいれば「安心」なのです。

しかし、それは「守りの中にいる」ということが条件です。

あなたが「主に翼の下に身を避ける」ならば、「どんなとき」でも「安心」していることができます。

しかし「翼の下に身を避ける」とは、具体的にはどういうことなのでしょう。

詩人は続けて言います。

「主の真実は大盾、また砦」と。

つまり、主の真実こそ私たちを守るものであるということです。

「真実」とは「嘘や偽りがない」という意味です。

Ⅱテモテ2:13
私たちは真実でなくても、キリストは常に真実である。ご自分を否むことができないからである。

イエス様は「常に真実」です。

そして、主の真実こそ「私たちの大盾」です。

「真実」とは「真理」と訳すこともできます。「真理」とは「絶対に変わらないもの」です。

ヨハネ17:17
真理によって彼らを聖別してください。あなたのみことばは真理です。

みことばは「真理」です。

愛する兄弟姉妹。

何かが起こったとき、私たちは「御翼の下」に身を避けることができます。

それは、実際には「主の真実に依り頼む」と言うことです。それは、具体的には「真理のみことばを告白する」ということです。

ヘブル10:23
約束してくださった方は真実ですから、私たちは動揺しないでしっかりと希望を告白し続けようではありませんか。

「動揺しないで」と記されているということは「動揺することが起きる」ということです。

私たちは「動揺する」でしょう。しかし「動揺」し続けることはありません。

「みことば」を告白しましょう。「真理のことば」を告白しましょう。

一度だけでなく「告白し続け」ましょう。

それこそ「御翼の下」に身を避けるということです。

そうすれば「主の真実」は、あなたの「大盾」となります。

あなたは、飛んで来る矢を恐れることはなくなります。あなたは「ひな鳥」のようにおおわれます。「動揺」せずに安心することができます。

詩篇91:5(新改訳第二版)
あなたは夜の恐怖も恐れず 昼に飛び来る矢も恐れない。

主は真実な方です
私は、飛び来る矢をおそれません
あなたの真実は大盾です