No.459 悟る心と見る目と聞く耳を与えてください

夕日と双眼鏡

申命記29:4
しかし、主は今日に至るまで、あなたがたに悟る心と見る目と聞く耳を与えられなかった。

恐れることも心配することもありません

イスラエルには「悟る心と見る目と聞く耳」がありませんでした。

彼らは、海を分けられ、マナを降らせ、岩から水を出された大いなる方の御業を見ました。

しかし、それらを「悟る心と見る目と聞く耳」がありませんでした。

彼らは「約束の地を占領せよ」という命令に従うことができませんでした。

彼らは「そこには巨人がいるので行きたくない」と尻込みしたのです。

主は、彼らに「大いなる御業」を現わしてくださいました。

しかし、彼らは、その御業を「心に結びつける」ことができなかったのです。

イエス様は、パンを忘れたと言って騒ぐ弟子たちに言われました。

マルコ8:17~18
イエスはそれに気がついて言われた。「なぜ、パンを持っていないことについて議論しているのですか。まだ分からないのですか。悟らないのですか。心を頑なにしているのですか。目があっても見えないのですか。耳があっても聞かないのですか。あなたがたは覚えていないのですか。

「まだ分からないのか」
「悟らないのか」
「見えないのか」
「聞こえないのか」
「覚えていないのか」

私たちは、どうでしょうか?

あなたの心には「十字架のイエス」が、はっきりと描き出されたことがありますか?

私たちのために、海を分けるよりも偉大な御業が成されたのです。

私たちは、イエス様の御業を心にしっかりと結びつけましょう。

ローマ8:32
私たちすべてのために、ご自分の御子をさえも惜しむことなく死に渡された神が、どうして、御子とともにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがあるでしょう。

御子をさえ惜しまずに死に渡された方が、なぜ、その他のものを恵んでくださらないと思うのでしょう?

御父は、御子とともに「すべて」を恵んでくださるのです。

「すべて」は文字通り「すべて」であることを忘れてはなりません。

あなたを尻込みさせるものは何ですか?

主が、その「巨人」を打ち倒せないとでも思うのですか?

主は、あなたに「どんなことでもできる力」を与えることがおできになります。

あなたの心を騒がせるものは何ですか?

「五つのパンと二匹の魚で5千人を満腹にさせた方」がともにおられるではありませんか。

私たちの失敗も弱さも、この方の「妨げ」にはならないのです。

主よ、どうか私たちに「悟る心と見る目と聞く耳」を与えてください。

主のすべての御業を「心に結びつける」ことができますように。

私は、主に信頼します
主は、私の力です
主には不可能なことが一つもありません