Ⅱコリント3：18
私たちはみな、覆いを取り除かれた顔に、鏡のように主の栄光を映しつつ、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられていきます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。
主と同じかたちに変えられます
聖霊様の働きの一つは、私たちを「変えること」です。
主は、私たちを「この世」からすぐに取り出されません。
私は、救われたばかりのころ「なぜ、信仰告白の後、すぐに天の御国に連れて行ってもらえないのだろう」と不思議に思っていました。
今でも、主が「すぐに携挙してくださればよいのに」と思うことがあります。
イエス様は祈られました。
私たちが「すぐに取り去られること」は「みこころ」ではないようです。
私たちは「悪い者から守られ」ますが、すぐに「この世から取り去られる」ことはないようです。
私たちは、この世にあって様々な苦しみを経験します。
主は、私たちが「苦難に遭う」ことを知っておられます。
それでも主は、私たちを「主と同じ姿」に変えるために、まだ「この世」に置いておられるのです。
「精錬する人」の例は東洋の習慣をそのまま描いています。そこでは鍛冶屋さんは「るつぼ」のかたわらに床にすわって仕事をします。天におられる「精錬師」が長い間、座っていらっしゃるのはなぜなのか、少なくともわたしにはわかる気がします。心の中にどんな汚れがあるのかを、心は知っているものです。
「どのくらい座って待てばいいのか、どうすれば分かりますか。汚れが落ちて精錬が終わったことは、どうやって分かるのですか。」と、村の鍛冶屋さんに尋ねたことがあります。
「自分の顔がちゃんと映って見えれば、でき上がりです。」と答えが返ってきました。
御翼の陰に隠されて エミー・カー・マイケル著 いのちのことば社
主は、私たちを「一人で」この世に置いているのではありません。
「天の精錬師」として、聖霊様が常に側におられます。
聖霊様は、日々、私たちを「精錬」しておられます。
私たちは、自分の力で「主の姿」になることはできません。
それは、聖霊の働きなのです。
あなたのうちに「主の栄光」が映し出される日が必ず来ます。
それは「必ず」達成されます。なぜなら、それは私の努力によるのではなく「聖霊の働き」だからです。
ただ委ねましょう。
聖霊様は、ご自身の働きを「忠実に」「誠実に」「熱心に」行われます。
私たちは、必ず「栄光から栄光へと」変えられていきます。
今は、何も変わらないように思えても「日々、確実に」変わっています。
今は、何が起こっているのか理解できなくても、ただ信頼して歩みましょう。
あなたのうちに、きれいに「主の姿」が映し出される日、その日が精錬の終わる日です。
私は聖霊様を信頼します
今は何が起こっているのか理解できなくても委ねます
私は、栄光から栄光へと変えられている途中です
