エペソ6:14a
そして、堅く立ちなさい。
武具を身に着けるために堅く立つのです
「終わりに」と訳されている語は「今後は」「残りの日には」などと訳すこともできます。
つまり「今後は」どうしても「主にあって、その大能の力によって強められる」ことが必要だということです。
なぜなら、悪魔が「策略」を巡らしているからです。
とても残念なお知らせですが、この世がある限り戦いが終わることはありません。
サタンは、自分の時が「短い」ことを知っています。
ですから「この世の君」である間に「策略」を巡らして、多くの人々を一緒に滅びに向かわせようとしているのです。
愛する兄弟姉妹。
神の武具を身に着けましょう。
何の防御もしないで戦場に行く兵士はいません。武器を持たずに戦うことはできません。
主は、私たちに「武具」を備えてくださっています。
私たちは「神のすべての武具」を身に着けることができるのです。
私たちは「大能の力」つまり「御霊の力」によって強められることができます。「強められなさい」とは命令形ですから、私たちは「強められること」を求めることができるのです。
まずは「堅く立つこと」です。
「神のすべての武具」を身に着けるために、最も重要なことは「堅く立つ」ことです。
私たちは「武具」を選定する必要はありません。与えられた「武具」は最高のものです。
ただそれを身に着ける者は「堅く立っている」必要があるのです。
少年ダビデに、サウル王の武具は大きすぎました。
王様の武具は「立派」なものでした。それは「戦いの役に立つ武具」なのです。
しかし「慣れていない」ダビデにとっては「邪魔なもの」でした。
「武具」がなくても「万軍の主の御名」と「石投げ」でゴリヤテを倒すことはできます。
しかし、この後「将軍」となったダビデは「武具」を身に着けて「何万人」という軍勢に立ち向かう勇士となります。
成長したダビデは、ヨナタン王子の立派な武具を身に着けても「よろける」ことはありません。
少年ダビデは「戦士ダビデ」となったのです。
ダビデは、しっかりと立ち「武具を身に着け」戦いに遣わされて行きます。そして「ダビデは万を討った」と歌われるほどの勝利を収め続けます。
とても素晴らしいお知らせがあります。
戦いがなくなることはありませんが、私たちは「圧倒的な勝利者」であり続けることができるのです。
まずは「堅く立ち」ましょう。
主の「恵みの上に」堅く立ちましょう。
「恵みのゆえに信仰によって」が、キリストの兵士の合言葉です。
その上で「神のすべての武具」を身に着けるのです。
そうすれば、必ず「一人で千人を追う」勇者とされるでしょう。
主の恵みの上に堅く立ちます
大能の力によって強めてください
神のすべての武具を身に着けます