【エゼキエル28:17】
あなたの心は自分の美しさに高ぶり、まばゆい輝きのために自分の知恵を腐らせた。
まばゆい輝きに目がくらんだのです
自分の美しさに高ぶったのです。まばゆい輝きがサタンの目をくらませたのです。
サタンは心の中で言いました。「私は天に上ろう。いと高き方のようになろう。」
彼は本気でそうなれると考えて反逆を実行するのです。
主は、すべてをご存知です。全知全能の神に隠しておくことなどできません。サタンの計画も、すべてお見通しです。主に逆らえるものなど存在しないのです。
知恵に満ちていて、守護者ケルビムに任命されたほど神様のおそばで仕えていたのに、なぜ、そんな簡単なことがわからなかったのでしょう。
それは「高ぶり」により「知恵を腐らせて」いたからです。
高慢は「知恵を腐らせる」のです。恐ろしい真理です。
高慢により、その知恵が腐っていたので愚かな反逆をしたのです。全知全能の神に反逆するなんて愚の骨頂です。しかし、御使いの1/3がサタンに同調したのです。
高慢はひっそりと忍び寄ります。サタンは仲間を増やそうと声をかけてきます。
高慢は「破滅に先立ち」ます。
知性が腐ると「信仰の失格者」になります。
謙遜は栄誉に先立ちます。そして、謙遜とは、私たちの主イエスの御姿です。
イエス様の御姿を心に抱きたいと強く願います。
謙遜とは、あり方を捨てられることです。自ら空しくなることを厭わないことです。しもべの姿となることです。そして、死にまで従う「従順な心」です。
高慢は知恵を腐らせ、破滅に導きます。
けれど謙遜の報いは、富と誉れといのちです。